茨城県稲敷郡阿見町 印南クリニック  /診療科目: 内科・循環器科,呼吸器科,外科,小児科,各種予防接種 /相談科目: 禁煙相談,AGA 

029-834-2222
医院案内
よくあるご質問
カレンダー
ブログ
お問合わせ
リンク
サイトマップ
HOME
内科・循環器科
呼吸器科
外科
小児科
内科・循環器科
内科・循環器科
 印南クリニック
内科・循環器科

内科

内科は、風邪などのありふれた疾患や、内科全般にわたる疾患の初期治療をおこないます。 当科で治療が行ない得ない病気については、より適切な院内の専門医療科をご紹介いたします。
また、健康診断や健康増進活動もおこなっております。健康管理を心がけておられる方や、健康に不安をお持ちの方も気軽にご相談ください。 内科の診療内容は実に様々です。ここでは、日常よく遭遇する疾患を中心に解説を試みました。

 

生活習慣病

日本人の三大死因である、悪性腫瘍(肺がん・胃がん・大腸がんなど)、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)、脳血管障害(脳出血や脳梗塞など)や、これらをひきおこす危険因子(高血圧、糖尿病、高脂血症、など)が含まれます。これらは、以前は「成人病」といわれていました。この成人病とは、文字どおり子どもから成人になるにつれてかかる病気という意味です。つまり、歳をとるというやむを得ない理由でかかるのだと考えられていました。 しかし、成人病の原因は食生活や運動習慣、職場や家庭などのストレスといった、普段の生活習慣にあることがわかってきました。そこで、「成人病」という用語は、「生活習慣病」という表現にかえられました。歳をとることは、どうあがいてもさけることができません。したがって加齢によって病気にかかるのは、自分の責任ではありません。一方、生活習慣病という言葉は、自分自身が望んで、自分の責任で行っている生活習慣が原因で発症する病気という意味です。きびしく言うと、生活習慣病という言葉には「自業自得ですよ」という主張が込められているのです。もちろん、生活習慣病の原因には、生活習慣以外の遺伝的素因や環境もかかわってきます。しかし、自分自身がもっと注意すれば防ぐことができるという意味で「自業自得病」なのです。

高脂血症

高脂血症とは、下の3つの条件のどれかに当てはまる場合をいいます。
  高コレステロール血症     :総コレステロール     220mg/dl以上
  高LDLコレステロール血症  :LDLコレステロール   140mg/dl以上
  高トリグリセリド血症     :トリグリセリド      150mg/dl以上


血液中のコレステロール濃度が高いと、コレステロールが血管壁の一部にたまります。このたまりを「プラーク」と呼びます。このプラークは大きくかたくなってゆき、しだいに血管を塞いでゆきます。血管を完全に塞いで血液が流れなくなると、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気をおこします。

最近注目されているのが、「急性冠症候群」です。できたてのプラークであっても、喫煙やストレスなどによる血圧上昇がきっかけとなり、プラークを覆う内膜が破けることがあります。するとプラークの中に血液が入りこみ、血の塊ができてあっという間に血管を塞いでしまい心筋梗塞をおこします。したがって、早い時期からコレステロール蓄積を予防することが不可欠なのです。

治療は、患者さん一人一人の生活様式(ライフスタイル)を把握することからはじめます。その上で患者さんの理解を得ながら、食事療法と運動療法のバランスをとりながら診療を進めていきます。食事療法で大切なことは、適正な摂取エネルギーに補正し、3回の食事を規則正しくほぼ均等にとることです。運動療法としては、軽い有酸素運動(早歩き、自転車、水泳など)を一日30分、週5日以上続けることを推奨します。これでも治療効果が現れない場合には薬物治療を取り入れることになります。

動脈硬化の進展を予防するためには、早期に病変を見つけることが重要です。この動脈硬化の程度を患者さんの負担なく検査する方法に頚動脈超音波検査があります。頚動脈の動脈硬化度を測定することによって、脳や心臓の動脈硬化度をかなり正確に推定することができます。早期の病変を診断することにより、早期から治療に結びつけることができ、動脈硬化の進展の予防に役立ちます。

糖尿病・肥満

「糖尿病」という言葉は「尿に糖が出る病気」と誤解されがちです。しかし、これは大きな誤解です。軽症の糖尿病では「尿に糖が出る」のは食後だけのことが多く、それ以後は「尿に糖が出ない」のが普通です。したがって糖尿病を早期に発見したいのなら、「食後1ないし2時間後」に尿糖や血糖を測定しなければいけません。

この10年間にいろいろな種類のくすりが開発され糖尿病の治療に用いられるようになりました。食物の消化吸収を遅らせて食後の高血糖を抑える薬(α・グルコシダーゼ阻害剤)、すみやかにインスリン分泌を促進させて食後の高血糖を抑える薬、血糖を下げるホルモン(インスリン)のはたらきを助けて血糖を抑える薬(インスリン抵抗性改善剤)、などです。加えてインスリンについても「すみやかに効果のでるインスリン」「逆に、超長期に効果を持続するインスリン」などが開発されました。これらを患者さんの「病状」に合わせて使いわけることによって、血糖を高くしないことができるようになりました。
しかし、今もなお、治療の基本は「食事療法と運動療法」であることには変わりありません。

高血圧

健診で高血圧といわれたら、早めに受診してください。高血圧は「サイレント・キラー」ともよばれ、まったく症状を自覚することなく、知らぬうちに血管をいため、脳や心臓、腎臓などの重要臓器の障害をまねきます。以前は160/95以上が高血圧、140/90未満が正常血圧、その間は境界域とされ、治療のための目標血圧は140/90以下とされていました。
最近になり血圧はもっと低くしたほうが良いことがわかり、130/85以下にすることが望ましいと考えられるようになりました。

治療は、食事の塩分を控えることから始めます。一日6グラム以下(うめぼし3個分)が目標になります。1週間我慢すれば、ほとんどの方が薄味の食事に慣れ苦にならなくなることが証明されています。運動不足、ストレス、不規則な生活なども高血圧の原因になります。

このような生活改善を2ヶ月以上続けてもなお血圧が高い方、蛋白尿、眼底変化や心臓肥大をすでに指摘されている方、糖尿病や心臓病をすでに合併している方は、内服薬が必要です。血圧の薬は一度飲み始めたら一生飲まなくてはいけないと信じている人がいますが、そのようなことはありません。血圧が安定してきたら、薬の量を減らしたり、やめることも可能です。しかし、かぜ薬のように1週間くらいでやめてしまっては何の意味もありません。血圧の薬を飲んでからその効果を判定するには、3ヶ月はかかります。安定してきたからといって、自分の判断で薬を勝手に止めてしまうのは危険です。やめたとたんに血圧が急に上がって、合併症を発病する危険があります。

その他の内科の病気

内科は実に様々な病状を診療いたします。「どこか身体の具合がおかしいかも…」そんな時も内科にお越し下さい。
糖尿病、高脂血症、肥満症や下垂体疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患などの代謝、内分泌疾患全般の診療、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺癌、肺炎、間質性肺炎など、気管支や肺のさまざまな疾患とアレルギー疾患を扱います。 また、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE) などの膠原病、大動脈炎症候群、ベーチェット病 などの膠原病に似た疾患の診療も行っています。

循環器科

循環器疾患について代表的な疾患について簡単にご説明します。

心筋梗塞と狭心症

心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをしています。そのため、心臓は心筋という筋肉でできています。筋肉は動くために血液を介して酸素や栄養をもらわなくてはなりません。心臓は血液に満たされていますが、この血液はわずかしか心臓の筋肉に流れません。

心臓の筋肉に酸素や栄養を運ぶ主な血管は、心臓の外側を這うようにして走っており、冠(かんむり)のように見えるので、冠状動脈(かんじょうどうみゃく)といいます。この冠状動脈が狭くなると、心臓の筋肉に運べる栄養や酸素の量に限りがきます。この状況で体を動かすと、心臓は大量の血液を送り出すために大量の酸素が必要となり、酸素の不足が起きます。このような病気を狭心症(きょうしんしょう)といいます。胸(むね)の広い範囲が、締めつけられるような、押さえつけられるような苦しさを感じます。ひどければ冷や汗をかきます。体を休めていると数分程度できえます。

冠状動脈が完全に詰まってしまうと心筋梗塞(しんきんこうそく)になります。梗塞とは、血液が行かなくなって臓器の一部が死んでしまうということです。症状は狭心症と基本的に同じですが、狭心症よりも強い痛みで、20分以上持続します。重症の不整脈が起こりやすくなるために突然死することもまれではありません。いわゆる突然死の半数近くは心筋梗塞によると考えられています。救急車で病院にたどり着ければ死亡率は5%以下ですが、救急車で病院にたどり着く前に20%が死亡してしまいます。また、無事に退院したとしても、心臓の機能が低下しますので、その後の生活に支障が出てくることがあります。

最近は心臓カテーテル検査といって、足や腕の血管から細い管を入れ冠状動脈を造影したり、冠状動脈の狭いところや詰まったところを特殊な風船で広げる治療(バルーン拡張)、さらにコイルやメッシュ状になった金属の筒で広げる治療(ステント留置)などいろいろな治療ができるようになってきています。バイパス血管の移植術が必要になることもあります。でも、一番いいのはこういった病気にならないことです。つまるところ冠状動脈の動脈硬化が原因ですのて、動脈硬化を起こさなければいいのです。

動脈硬化は年を取るにつれ少しずつ進行していきますが、高脂血症、糖尿病、肥満、高血圧、喫煙、ストレスなどの生活習慣病が積み重なると加速度的に進行します。これらの危険因子をひとつずつ改善し、動脈硬化の進行を少しでも防止すること、これが最も大切なことです。

不整脈

不整脈とは、心臓の脈の異常です。脈が遅くなる不整脈、速くなる不整脈、両方起こることがある不整脈の3種類にわけられます。症状としては、脈が一分間に40以下に遅くなると、体の姿勢や動作に関係なく目の前が暗くなったり気を失ったりする失神(しっしん)がおこります。
反対に、脈が速くなると動悸(どうき)として感じられることが多いですが、一分間に150以上になると、心臓が血液で十分に充満されず、脈が遅い場合と同じように失神がおこります。いずれの場合も脈が速やかに正常に戻られければ、心臓全体の筋肉が酸素不足となり、これがさらに不整脈をおこすという悪循環におちいり、命の危険が生じます。

【上室性期外収縮】
心臓には心房と心室という血液をためる部屋がありますが、心室より上の部分である心房、房室接合部などで起きる脈の乱れのことです。たまに起きる程度であればほとんど問題ありませんが、心臓に別の病気(基礎疾患といいます)がないか、また何発も続けて出たりすることがないかどうかを、心臓超音波検査(心エコー)や24時間心電図(ホルター心電図)などで検査します。それらの検査に問題がなければ心配はありません。

【心室性期外収縮】
心室で起きる脈の乱れです。これも単発で時々起きる程度であれば問題ないことが多いのですが、3回以上連発したり、形がいろいろ変化するものは危険な場合があります。何が危険かというと、この不整脈をきっかけにして、より重症な心室頻拍や心室細動などが起きる可能性があることです。これらの不整脈がおきると、突然死につながることがあります。やはり、心エコーやホルター心電図が必要です。基礎疾患がなく、重症度の低いものについては、治療する必要はあまりないと考えられます。

【心房細動】
心房の中で脈の乱れがたくさん起きて、脈が全く不規則になってしまう不整脈です。70歳以上では約10%の人にこの不整脈があるといわれています。この不整脈が起きるといくつかの問題が生じます。まず脈が極端に速くなったり遅くなったりすると、動悸がしたり、めまいがしたりします。また、心臓の働きが悪い人の場合には、心臓の仕事の効率が低下するために息ぎれやむくみなどの心不全症状が出現しやすくなります。また、心房細動になると心房の中で血液がよどむため血の塊(血栓)ができやすくなります。これが心臓から流れ出して脳、小腸、手足などの動脈を詰まらせると脳梗塞などの重大な病気を起こすことがあります。これを予防するため、血栓をできにくくする薬(ワーファリン)を飲む治療をお勧めします。

【房室ブロック】
心房と心室の間には、電気的な刺激を伝える電線のようなものがあるのですが、この線の通りが悪くなってしまうのが房室ブロックです。1度から3度まであり、1度は伝わる時間が少し遅いだけのもので、心配ありません。2度は、時々刺激が伝わらなくなるもので、心配ないものもありますが、治療の必要な3度に近いものもあります。3度は全く伝わらないもので、体内ペースメーカーを植え込む必要があります。

【洞不全症候群】
心臓は自動的に動いていますが、そのための規則的な刺激を作っているのが洞結節というところで、心臓の上部の方にあります。この洞結節の機能がおかしくなって規則的な刺激が出なくなってしまい、結果として脈が非常に遅くなってしまうような病気です。常ペースメーカーの植え込みが必要になることがあります。

不整脈以外の心電図異常

不整脈以外の心電図の異常にも、いろいろな種類があります。その中でも多いものが、左室肥大、ST、T波の異常です。

【左室肥大】
高血圧が続いたりすると、心臓に負担が持続的にかかり、筋肉が厚くなってきます。これを肥大といいます。左心室の筋肉に肥大が起きることが多く、これを左室肥大(さしつひだい)と呼びます。肥大は一種の生理的反応ですが、ゆきすぎた肥大は心臓の筋肉を疲労させ、最終的には機能の低下につながります。壁が厚くなるが全体が大きくならない求心性左室肥大と、壁が厚くならず全体が大きくなるする拡張性肥大の2つのタイプに分けられます。以前は心電図により診断していましたが、あまり信頼できないことがわかってきています。そのため現在では左室肥大の診断だけでなく、その治療薬の効果を判定するためにも、心臓の大きさを正確に測定できる心エコーが欠かせない検査法となっています。

【ST、T波異常】
心電図の最も大きな波のうち、後半の部分をST部分、T波といいます。ST部分が上昇あるいは低下していたりするのは、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患でよく見られる所見ですが、特に中年の女性には基礎疾患なく見られることも多くあります。T波が低かったり、ひっくり返っていたりする所見は、虚血性心疾患、左室肥大、心筋症などの疾患でも認められますが、原因となる疾患がない場合のほうが多いがと思います。ですが、心エコー、ホルター心電図や運動負荷心電図などの二次検査をやってみないと、本当に大丈夫だとも言えません。どんな臓器でも大切ですが、心臓はその中でも最も大切なもののひとつです。重大な病気が隠れている可能性も十分にありますので、検診で心電図に異常を指摘されたら、二次検査を受けてください。

大動脈瘤

大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)とは、大動脈という太い血管がこぶのようにふくれたものです。大動脈は、心臓から出て頭の方に向かい、頚の下でくるっと曲がって足の方へおりてきます。そしておなかに入り、へその下のあたりで2本に分かれて左右の脚(きゃく)に向かいます。
体格、部位にもよりますが、普通の大人の人でおよそ3cmくらいの太さがあります。 その大動脈の壁が動脈硬化のために弱くなり、血圧に耐え切れず膨らんでこぶのようになったものが大動脈瘤です。ほんのわずかふくらんだものもあれば、10cmを超えるような大きなものもあります。胸部にできるものも腹部にできるものもあります。風船が大きくなればなるほど破れやすくなるのと同じように、大動脈瘤も大きくなると破裂しやすくなります。

破裂すれば、痛みとともに出血によるショック状態となり、生命の危機に陥ります。
胸部にて7cm、腹部にて5cmを超えるものは手術が勧められます。通常は胸や腹部を切開して人工血管を埋め込みますが、きわめて高齢な方やがんの治療中の方では、脚の付け根から動脈内部を通じて大動脈瘤の内側に人工血管を挿入する方法が選ばれることもあります。 これとは別に、解離性(かいりせい)大動脈瘤という病気もあります。大動脈の壁の内側に裂け目が入り、ここから血液が入り込んで内側の壁と外側の壁の間が裂けてゆく病気です。

破裂をまぬがれて、数ヶ月経過すると太くなってくるため「解離性大動脈瘤」と呼ばれていましたが、最近は「急性大動脈解離」と呼ぶことが多くなってきました。特に心臓に近い胸部の大動脈解離は数日以内に破裂することが多く、救命のために緊急手術が不可欠となります。
大動脈瘤にしても、大動脈解離にしても、原因は高血圧や動脈硬化です。結局血管の病気を防ぐためには、高脂血症、糖尿病、肥満、高血圧、タバコ、ストレスなどの危険因子をいかに少なくし、健康な状態を維持していくかにかかっているのです。

慢性動脈閉塞症

慢性動脈閉塞症とは、手や足に血液を送っている血管(動脈)が狭くなるために起きる病気をいいます。
心臓から手や足の指に至る途中の一ヶ所でも狭くなると、その先の腕(うで)や手、脚(きゃく)や足に十分な血液がいかなくなります。このため、一定の距離を歩くと、きまってふくらはぎやふとももが痛くなる間欠性跛行(かんけつせいはこう)、手や足の皮膚の色が赤黒くなるチアノーゼなどの症状がでます。
さらに進行すると、激しい痛みとともに、手や足が黒くなる壊疽(えそ)の状態となり、切断しなければならなくなることもあります。

タバコは末梢動脈を収縮させ内膜を傷つけるため、禁煙が治療の第一歩となります。
そのうえで、手足の皮膚の血流を増加させる血管拡張剤や抗血小板薬を内服していだだきます。病状に応じて、側副血行を促進する歩行などの運動療法も追加します。以上の治療をし3ヶ月程度実施しても症状が改善しない場合は、カテーテル拡張術やバイパス移植術などの手術が必要になります。
いずれにせよ、一時的に血流を改善するだけてなく、長期的視野に立った息の長い治療が必要であることをご理解ください。

脳梗塞

脳梗塞といえば脳外科や神経内科の領域の病気と思う方が多いと思います。脳のどの部分がやられてどのような症状が出ているか、どの程度回復するかといった脳自体の問題は、専門家にはかないません。
しかし、脳梗塞(のうこうそく)は、脳に血液を送っている血管が詰まって起きる病気です。
血管の病気は循環器と深く結びついています。ですから、脳梗塞を起こさない、あるいは再発させないために、循環器医の果たす役割は大きいと考えています。 どうして血管が詰まるのかといえば、ひとつは動脈硬化によるもの、もうひとつは血栓によるものです。 血管(動脈)の壁が硬くなるとともに、内側にコレステロールがこびりついて狭くなってくる現象を動脈硬化(どうみゃくこうか)といいます。

高脂血症、糖尿病、肥満、高血圧、喫煙、ストレスなどで動脈硬化は進行します。
この動脈硬化が脳に血液を運んでいる血管に起こり血管の中が狭くなってくると、30分から半日程度の間、左右いずれかの手足の動きが悪い、左右いずれかの手足がしびれる、ろれつが回らない、めまいがするなどの症状がでることがあります。
このような症状がでると、数日以内に動脈硬化が起きたところに血の固まり(血栓)がついて完全に詰まり脳梗塞になりやすいことが知られています。したがって、このような症状がでたら、直ちに医師の診察を受けてください。アスピリンなどの血栓をつきにくくする薬を飲んでいただくことにより、脳梗塞の発症をかなり予防することができます。

また、心房細動(しんぼうさいどう)という不整脈になると心臓の中で血液がよどむため、血の塊り(血栓)ができることがあります。、これが血液の流れに乗って脳の血管を詰まらせて脳梗塞をおこします。これを予防するため、血栓をできにくくする薬(ワーファリン)を飲んでいだだく治療を勧めています。
残念ながら7割程度しか予防できませんし、出血しやすい病気を持っている方や危険な職業に従事している人には勧められませんが、少しでも脳梗塞の危険性を減らしておいた方がいいと考えております。

健康診断のすすめ

30歳以上になったら、少なくとも年に一度は、からだの具合を診断していただいたらいかがでしょうか。病気の予防がいちばんですが、もし何らかの病気をもっているなら、早期発見、早期治療で治る可能性も高くなります。健康診断は、生活習慣病の予防対策の一環として、市町村や事業所の健康保険組合が実施しています。大切な家族のためにも、もし、健康診断でひとつでも気になることがあったら、大変です。もちろん当院でも受け付けておりますので、ご相談下さい。

健診の種類
一般健診、成人病健診、がん検診などがあります。