茨城県稲敷郡阿見町 印南クリニック  /診療科目: 内科・循環器科,呼吸器科,外科,小児科,各種予防接種 /相談科目: 禁煙相談,AGA 

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呼吸器の病気について

呼吸器の病気といってもぴんとこない人が多いと思います。
空気と一緒に吸い込んだウイルスが鼻の粘膜(ねんまく)で増えて炎症(えんしょう)をおこすと、くしゃみ、はなみず、はなづまり がおきます。のどの粘膜に炎症を起こすと、のどの痛み、声がれ がおきます。これらがいわゆる「風邪(かぜ)」とよばれる病気です。

さらに、その奥の気管支に炎症が及ぶと、せき、たん がおきてきます。これが気管支炎(きかんしえん)とよばれる病気です。ウイルスによる炎症では透明なたんが少量だけのことが多いのですが、これに細菌が加わってくると、黄色や緑色のたんが大量に出るようになります。細菌による気管支炎の場合は、有効な抗菌剤(抗生物質ともいいます)を内服もしくは点滴する必要があります。

主な呼吸器の病気

【気管支喘息】
気管支でアレルギー反応がおきて、気管支の筋肉を収縮させ、気管支の粘膜がむくみ、たんの量が増えます。その結果、気管支は狭くなり、空気が通りにくくなり呼吸が苦しくなります。この状態を喘息(ぜんそく)発作といいます。夜中から朝方にかけておきやすいのが特徴です。喘息は、70才過ぎてから初めて出てくることもあります。
喘息の治療は、世界的に治療ガイドラインが作られ、それに沿って行います。原因となるアレルギー抗原を遠ざけ、アレルギー反応を抑える吸入ステロイド薬を中心にした治療が行われています。治療の目標は、発作が無いようにするだけでなく、ずっとよくして肺機能を正常とし、普通の生活が送れるようにすることです。
【COPD(慢性閉塞性肺疾患)】
タバコによって、肺の組織が破壊される肺気腫というものと、気管支に炎症を起こし、たんが多くなる慢性気管支炎とを併せてCOPDといいます。「体を動かした時の息切れ」、「せき」、「たん」が症状です。年を重ねるに伴い、少し体を動かしだけで息切れするようになり、風邪をひくと気管支炎を併発し、急速に呼吸不全となり命を落とすこともあります。 治療の第一は禁煙です。禁煙にはニコチネルTTSなどの禁煙補助薬を使うことも1つです。その上で、気管支を拡げて息をしやすくする吸入薬や内服薬を処方します。血液中の酸素が低くなってきたら、自宅で酸素吸入を行うこと(在宅酸素療法)もできます。家に閉じこもりきりにならないで、外出・散歩など行い、無理のない範囲で体に刺激を与えること(肺リハビリテーション)が大切です。

もっとも少し動くと以前より強く息苦しさを感じるようになった方はなるべく早くご相談下さい。肺機能検査やCT検査により病態を正確に把握することができます。いずれも当クリニックにていつでも可能な検査です。 

【間質性(かんしつせい)肺炎】
肺組織に細胞や線維成分が多くなるため、肺がふくらみにくくなり、酸素の取り込みが障害される病気です。症状は、「体を動かした時の息切れ」と「せき」です。いろいろな病気を含んでおり、原因もいろいろです。肺の組織を取って調べ、効くと思われる薬を選んで治療を始めます。このなかに過敏性肺炎があります。かびや鳥の蛋白などを吸入すると、肺組織にアレルギー反応をおこし、レントゲン写真にてすりガラス様陰影を示します。原因物質を吸い込まなくなると数日で病気は良くなります。関東地方より南の地域に主に夏にみられる夏型過敏性肺炎が最も多いものです。住居のかびを吸入して起こります。ほかに鳥飼病、空調器病、農夫症などもあります
【肺癌】
現在、癌の中で一番死亡率の高いものです。大きなしこりになるまで症状が現れないので、診断がおくれて根治的な治療ができにくいことが問題です。治療は、可能なものは外科手術を行いますが、がん化学療法や放射線療法が中心となります。タバコが大きな原因です。喫煙暦が20年を超える方は、胸部のレントゲン写真撮影とたんの検査を毎年受けておくべきです。禁煙して数年たてば肺癌の危険が少しづつ低下してきますので、できる限りすみやかに禁煙すべきです。
【肺結核症】
結核菌によって起こる感染症です。発病率は戦後一貫して減少していましたが、最近頭打ちになっています。定期健康診断で発見されることが多いです。かぜ症状が長く続く場合は、胸部のレントゲン写真を撮影することを勧めます。しっかり治療すれば治る病気です。
【肺非定型抗酸菌症】
最近増えてきています。結核菌も抗酸菌の一つであり、これはその仲間です。結核菌と違って人から人への感染はほとんどおきません。古い結核病巣(陳旧性肺結核) のある人、慢性の呼吸器の病気(気管支拡張症など)などにおきやすいのが特徴です。病巣があり、進行性の場合は、肺結核に準じた治療を行いますが、薬が効きにくいため、長期の治療を必要とします。

喘息(ぜんそく)について

●なぜ、喘息(ぜんそく)になるの?
ぜんそく発症の原因は不明です。小児では、親のアレルギー体質が遺伝したり、生活環境などにより発症すると考えられています。成人では、アレルギー体質に加えて、大気汚染や喫煙、過労、ストレスなどにより発症すると考えられています。

●喘息(ぜんそく)ってどんな症状?
喉から肺の中への空気の通り道がアレルギー性の炎症によってはれて狭くなり、ゼーゼー、ヒューヒューしたり、咳・たんが出て息がしづらいなどの症状がおきます。これらの症状は夜中から朝方にかけておきやすいのが特徴です。これらの症状を繰り返すことで、気道がさらに敏感になり、様々な種類の刺激やわずかな量の刺激でも症状が起こるようになります。

●喘息(ぜんそく)を正しく理解しましょう
発作がおさまっても、気道の炎症は続いています。そこで治ったと勘違いせず、ピークフロー値の測定、ぜんそく日記をつけることが大切です。その上で医療機関を受診して呼吸機能の測定や気道過敏性テストなどで、ぜんそくの状態を評価してもらいましょう。

喘息(ぜんそく)を良くするには

●症状がない時の治療が大切
発作と発作の間にも、気道の炎症は続いています。発作のときの治療は、一時的に気道を広げて息をしやすくする、いわば応急処置です。これだけでは気道の炎症は抑えられないので、症状は何度でも繰り返され、次第に重くなってゆきます。

大切なことは、発作がない時にも、ぜんそくの原因となる気道の炎症を抑える治療を継続することです。 気道のアレルギー性の炎症をきちんと抑え続けることが、ぜんそくを良くする近道です。
発作がない時(発作の予防)
・気道の炎症を抑えるためのお薬を毎日吸入または内服する。
・寝具、ぬいぐるみやカーペットを定期的に洗濯したり掃除機をかけてダニをへらす、タバコの煙をすわない、犬やネコなどペットを避ける。
発作がある時(発作の軽減)
・気管支を広げる薬を指示された量、指示された間隔で吸入または内服する。
・改善しない時は、すみやかに病院を受診する

タバコと病気と禁煙

●タバコの依存
タバコが止めにくいのは、たばこの依存性にあり、身体的依存(ニコチン依存)と精神的依存(習慣)からなると言われています。

●禁煙のメリット
今までかなりすってきたから、今さらやめても遅すぎると思われていますか。
禁煙すれば、その日から肺がんや虚血性心疾患で死亡する危険率が確実に低下していきます。

●健康には害がないというへ理屈
喫煙している人は、たばこが健康に害を与えると思いたくないので、たばこと健康障害との因果関係を認めようとはしません。
害を少しは認める人でも、喫煙者が吸わない人に比べ肺がんにかかりやすくなる危険度は大したことはないと思ってしまいます。
しかし、肺がんになった人の側から考えると、実に肺がん患者の7割は、喫煙しなければ肺がんにならなかった患者さんなのです。
また「喫煙していても長生きしている人がいるじゃないか」と反論する方もいらっしゃいます。しかしそれは真実の一部しかとらえていません。長生きされた喫煙者の背後には、喫煙のため肺がんや心臓病にかかり亡くなられた多くの方々がおられるのです。亡くなられた方々は真実を話すことができないのですから・・・

禁煙について
「軽いタバコにしたから大丈夫」とおっしゃる方がいます。しかしタールや発がん物質の量はほとんどく変わらないいことが証明されています。やはりきっぱりと断煙をお勧めします。
当院では禁煙相談も行っておりますので、真剣に禁煙をお考えの方、ご相談下さい。